会社の上司・同僚、友人の子供が入学・進学したことを聞いて、お祝いを差し上げたほうが良いのかどうか悩まれる方も多いのではないでしょうか。結論からいうと、入学祝い・進学祝いは基本的に身内で行うものなので、何もしなくてもマナー違反にはなりません。ただし、特別に親しい間柄である人で祝ってあげたい気持ちが強ければ、お祝いをしても問題はありません。入学祝い・進学祝いには、どのようなものを贈れば良いのでしょうか。
一般的には実用的なものが多く、贈る相手との関係性によります。祖父母はランドセル、机などの高価な物、おじ・おばからは辞書、文房具などが多いようです。しかし、品物選びに迷った方は商品券や現金を選ばれる方も多いです。商品券や現金にすると、心がこもっていない印象を与える場合もあるので、お祝いのメッセージを付けてお祝いの心も伝えるようにしましょう。
入学祝い・進学祝いの相場ですが、贈る相手との関係性や、進学先によって判断します。5、000円~10、000円が一般的ですが、血縁が近い場合や贈る相手の年齢が上になるほどお祝いの相場は高くなっていきます。また、相場は地域によって異なる場合も多いので注意が必要です。なお、入学祝い・進学祝いの贈り方ですが、現金でも品物の場合でも、のしをつけて、紅白の蝶結びの水引をかけます。
表書きは、幼稚園は「祝御入園」、小学校・中学校・高等学校・大学・専門学校は「入学御祝」「祝御入学」とします。贈るタイミングですが、できれば入学・進学の2~3週間前、遅くとも式の1週間前まで贈ると良いでしょう。入学祝い・進学祝いのことならこちら